VBAを使ってロト6のデータを形にする その1
はじめに
先日、新人個人事業主として、税務署主催の青色申告説明会というものに行ってきました。
大変暇な思索にふける時間に富んだ内容でしたので、以前知人から相談された内容についてずっと考えてました。
それは
VBAを使ってロト6を当てられないのか
ムリでしょ
というもの。
どういう情報をどうやって取るかなーと考えるのは結構面白いです。
どんなデータをとるか
とりあえず統計的に意味がありそうな
- それぞれの数字の当選回数
- どれだけ連続で外れているか
あたりをやってみましょう。
「結果」シート
6個の当り数字、ボーナス数字を一覧にしたシートです。
「メイン」シート
対象の回範囲を設定して、それぞれの数字の当り回数を表示させます。
書いてみる
コード
実際に書いて実行してみます。
Sub 更新() Dim startnum As Long, endnum As Long Dim i As Long, j As Long Dim hit(1 To 43) As Long Dim num As Long With Sheets("メイン") startnum = .Range("C1") endnum = .Range("C2") .Range("C3") = endnum - startnum + 1 End With With Sheets("結果") For i = startnum + 1 To endnum + 1 For j = 2 To 7 num = .Cells(i, j) hit(num) = hit(num) + 1 Next j Next i End With With Sheets("メイン") For i = 6 To 48 .Cells(i, 3) = hit(i - 5) Next End With End Sub
ポイント
43個の数字の結果をそれぞれカウントしたいので、配列を
Dim hit(1 To 43) As Long
で作っています。
これにより、1の結果は「hit(1)」、43の結果は「hit(43)」でOK!
結果
こんな感じで、1から43までの当り回数をカウントできました。
※ウインドウ枠を固定しているので、一部が表示されています
「Office 365 サービス の利用開始手続き完了のお知らせ」 というメール
ある日
2016年×月××日に [Office 365 サービス] のご利用開始手続きが完了しました。サービスの詳しい内容については、こちらをご覧ください。
これは、1 年契約の Office Premium PIPC 向け Office 365 サービス サブスクリプションです。有効期限が切れる前に、サブスクリプションの更新を促すメールがお客様に送信されます。www.Office.com/myaccount にサインインすると、アカウントを管理したり、サブスクリプションに含まれている OneDrive や Skype などのサービスにアクセスすることができます。
http://www.office.com/myaccount/ にアクセスして Office をインストールします。
ありがとうございます。
Microsoft Office チーム
注意: このメールは配信専用のアドレスからお送りしています。このメールにご返信いただいても、お問い合わせにお答えすることはできませんので、あらかじめご了承ください。
アカウントの課金情報の詳細 (該当する場合) については、http://commerce.microsoft.com/ にアクセスしてください。プライバシーに関して不明な点がある場合は、http://privacy.microsoft.com/ にアクセスしてください。
というメールが来ていました。
イタズラかなと思いながら、リンクは押さずにMiceosoftのアカウントを見たら、一応本物っぽい。
(2017年△月△日にサブスクリプションの有効期限が切れますと書いてあった)
新しいPCのOfficeを有効化した時に何かしたんだったっけかな。
半年?くらい経ってるから覚えてないですね。
(昨日でも覚えていないかもしれないが)
それにしても、いきなり「ご利用開始手続きが完了しました」って、ギョッとしますな。
セル上の英文を読み上げてもらう
はじめに
ネタができたらVBAの記事書こうと思っていたら、なかなかに久々になりました。
ネタって自然と湧き出てくるわけではないんですね。
やりたいこと
Excelのセル上の英語テキストを読ませたい
とりあえずやってみよう
まずはExcelの標準でできないかどうか、Google先生にお伺いをたてます。
「Excel」「VBA」「読み上げ」「音声」などを組み合わせて検索。
さすがにできないだろと思うことも、とりあえず訊くが吉です。
セルの読み上げ機能
こちらのページに「セルの読み上げ機能」というものがあり、「あれ? 終わった」と思いました。
が、これを実際に試してみると、なかなか面白いレベル。
昔の読み上げってこんな感じだったなあという。
Office TANAKA - Excel VBA Tips[テキストファイルを読み上げる]
VBAでもできるようです。
が、もう少しうまく読んでもらえるか調べてみましょう。
SAPI?
VocExcel / SAPI で読み上げ / エクセル マクロ
よくわかりませんが、SAPIというものを使う方法が書いてありました。
試しに
Sub 読み上げテスト() Dim Voice1 Set Voice1 = CreateObject("SAPI.SpVoice") Set Voice1.Voice = Voice1.GetVoices().Item(0) Voice1.Speak "Hello world" End Sub
上の方法と変わらない?
しかし「読み上げる人物が変る」という情報がありましたので
声のタイプを取得してみると
Sub 声タイプゲット() Dim Voice1 Dim cnt As Long Dim i As Long Set Voice1 = CreateObject("SAPI.SpVoice") cnt = Voice1.GetVoices.Count For i = 0 To cnt - 1 Set Voice1.Voice = Voice1.GetVoices().Item(i) Debug.Print Voice1.Voice.GetDescription() Next i End Sub
実行すると、イミディエイトウインドウに
Microsoft Haruka Desktop - Japanese Microsoft Zira Desktop - English (United States)
こんな感じで、表示されます。*1
Englishバージョンがある!
Ziraというのは名前でしょうか。
Voice1.GetVoices().Item(1)にして試したら、無事に英語っぽく読んでくれました。
ヤッタネ!!
選択セルを読んでもらう
ここまできたら、あとは簡単ですね。
Sub 読み上げ() Dim Voice1 Dim cnt As Long Dim r As Range Dim str As String Set Voice1 = CreateObject("SAPI.SpVoice") Set Voice1.Voice = Voice1.GetVoices().Item(1) For Each r In Selection str = r.Value If str <> "" Then Voice1.Speak str End If Next End Sub
クイックアクセスツールバーに追加
どうせなら、セルの読み上げ機能と同じように、クイックアクセスツールバーに追加したいところですね。
Excelマクロ/VBAで始める業務自動化プログラミング入門(1):Excelでプログラム作成を始めるメリットとマクロの基本 (3/5) - @IT
こちらにやり方が書いてあります。
アイコンや表示名は、変更ボタンから変えられます。
とりあえず再生アイコンにしてみました。
セルを選択 -> アイコン押す で、Ziraさんが英語を読み上げてくれます。
*1:Windows10。環境によって違うと思われます
パソコンとタブレットとまった
よくわからないんですが、電源を押しても反応がない。
ということが、パソコンとタブレットで立て続けに起こりました。
暑すぎるのが原因でしょうか。
というのを言い訳にして、一人で家にいるけどガンガンエアコンに頑張ってもらうか、カフェかどっかに行こうかなと考えています。
しかし、これからさらに暑くなりそうなのに今からこんなことで夏を乗り切れるのかなと考えたりして。
まあ、なんとかなるかなとも思ったりもします。